「風邪をひいたら抗生物質を飲むもの」 そんなイメージを持っている方は、今も少なくないかもしれません。
以前はそのように考えられることもありましたが、現在では医療の現場でその考え方は見直されています。 実は、風邪の多くはウイルスが原因であり、抗生物質は基本的に効きません。
抗生物質は細菌に効く薬であって、ウイルスによる風邪には効果が期待できません。 そのため、むやみに使うことはメリットが少ないだけでなく、デメリットにつながることがあります。
風邪症状があると「とりあえず抗生物質を出してほしい」と思う方もいらっしゃいます。 ですが、風邪の原因のほとんどはウイルスです。
抗生物質は、細菌が原因の病気には役立つことがありますが、 ウイルス性の風邪には基本的に効きません。
つまり、風邪に抗生物質を使っても意味がないばかりか、 かえって身体に負担をかけてしまう場合もあるのです。
抗生物質は必要なときにはとても大切なお薬ですが、 不要な場面で使ってしまうと、次のようなリスクがあります。
とくに問題となるのが耐性菌です。 これは、抗生物質が効きにくい細菌のことで、一度増えてしまうと、 本当に抗生物質が必要になったときに効きづらくなる可能性があります。
「念のため抗生物質を飲んでおこう」が、 将来の大切な治療を難しくしてしまうこともあります。 だからこそ、抗生物質は必要なときに適切に使うことが大切です。
「抗生物質が出ないなら、受診しても意味がないのでは?」 と思われるかもしれません。 ですが、それは大きな誤解です。
現代のクリニックでは、風邪症状に対しても、 単に薬を出すだけではなく、原因を見極めたうえで必要な対応を行っています。
風邪の初期症状は、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症と区別がつきにくいことがあります。 当院では、必要に応じて迅速検査を行い、15分程度で結果が分かる体制を整えています。
咳、のどの痛み、鼻水、発熱、倦怠感などに対して、 つらい症状をやわらげるお薬を処方し、少しでも楽に回復できるようサポートします。
高齢の方や、心臓病・糖尿病・高血圧などの基礎疾患がある方では、 風邪のように見えても注意が必要なことがあります。 重症化しやすい方を早めに見極めることも、受診の大切な意味のひとつです。
発熱や風邪症状がある方については、院内での感染対策に配慮し、 発熱外来として動線を分けて対応しています。
「ほかの患者さんにうつさないか心配」 「受診したいけれど感染対策が気になる」 という方にも、安心して受診していただける体制を整えています。
風邪のように見える症状でも、 実際にはインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、気管支炎、肺炎などが隠れていることがあります。
「たかが風邪」と自己判断してしまうと、 回復が遅れたり、周囲に感染を広げてしまったりする可能性もあります。
このような不安があるときは、自己判断せず、まず医師にご相談ください。
「風邪かも?」と思ったときこそ、正しい判断が大切です。 地域のかかりつけ医として、皆さまの健康をしっかりサポートいたします。
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いしみ内科・心臓内科クリニック(大阪市此花区)
06-6468-8787
発熱、咳、のどの痛み、鼻水、倦怠感などの風邪症状がある方、 インフルエンザやコロナが心配な方も、お気軽にご相談ください。