「健康診断で“血圧が高め”と言われたけれど、特に症状がない」 「毎年指摘されるけど、困っていないからそのままにしている」 そんな方は意外と少なくありません。
ですが、高血圧は症状がないまま少しずつ進行し、 心臓・脳・腎臓・血管などに負担をかけ続ける病気です。 そのため高血圧は、「サイレントキラー(静かなる殺し屋)」とも呼ばれています。
症状がないから大丈夫、ではありません。 むしろ症状がないまま進んでしまうことが、高血圧のこわいところです。
ひとつでも当てはまる方は、一度きちんと血圧について見直しておくことが大切です。
高血圧は、急に強い症状が出る病気ではなく、ゆっくり進行することが多いため、 初期の段階ではほとんど自覚症状がありません。
頭痛、肩こり、めまい、動悸などを感じる方もいますが、 それだけで高血圧の症状とは言い切れないことも多く、 本人が気づかないまま進んでしまうことがあります。
その結果、気づいた時には心臓や脳、腎臓に合併症が出ていたというケースもあります。
血圧が高い状態が続くと、血管の壁に強い負担がかかり続けます。 これにより全身の血管が傷み、さまざまな病気のリスクが高くなります。
高血圧は脳の血管にも大きな負担をかけます。 脳出血や脳梗塞の原因となり、突然の麻痺や言葉の障害、後遺症につながることがあります。
血圧が高い状態が続くと、心臓は強い圧に逆らって血液を送り出さなければならず、 少しずつ負担が蓄積します。 その結果、心肥大、心不全、狭心症、心筋梗塞などの心臓病につながることがあります。
腎臓は細い血管が集まってできているため、高血圧の影響を受けやすい臓器です。 放置すると腎機能が低下し、慢性腎臓病や腎不全、将来的には人工透析の原因になることもあります。
目の奥の血管も高血圧の影響を受けます。 眼底出血や動脈硬化の進行により、視力に影響が出ることがあります。
つまり、高血圧は「今つらくないから大丈夫」という病気ではありません。 症状がないうちから対策しておくことが大切です。
高血圧は、早めに気づいて適切に対応することで、 将来の脳卒中や心臓病、腎臓病のリスクを下げることができます。
治療といっても、すぐに全員が薬になるわけではありません。 血圧の程度や年齢、持病、生活習慣、家庭血圧の値などをふまえて、 その方に合った方法を考えていきます。
血圧が高い状態が続いている場合や、合併症のリスクが高い場合には、 医師の判断でお薬による治療を行います。
お薬は「一度飲み始めたら終わり」ではなく、 将来の大きな病気を防ぐための大切な治療です。 一方で、患者さんの中には「なるべく薬は飲みたくない」と感じる方も少なくありません。 当院では、そうしたお気持ちにも配慮しながら治療方針を一緒に考えていきます。
とくに無症状でも、血圧が高い状態が続いている方は、 一度しっかり相談しておくことで将来のリスクを減らせる可能性があります。
高血圧は、症状が出てからではなく、症状がないうちに対応する病気です。 「まだ大丈夫」と思っている間に、血管や臓器への負担は少しずつ進んでしまうことがあります。
将来の脳卒中や心不全、心筋梗塞、腎機能低下を防ぐためにも、 健康診断で血圧を指摘された方や、ご家庭で血圧が高めの方は早めにご相談ください。
いしみ内科・心臓内科クリニックでは、高血圧に対して 生活習慣の見直し、家庭血圧の確認、必要な検査、薬の調整まで丁寧に対応しています。
「薬はなるべく少なくしたい」 「まずは生活改善から始めたい」 「健診で高いと言われたけれど、受診したほうがいいかわからない」 という方も、お気軽にご相談ください。
血圧手帳をお持ちの方はぜひご持参ください。 お持ちでない方も問題ありません。
ご相談・ご予約はこちら
いしみ内科・心臓内科クリニック(大阪市此花区)
06-6468-8787
健康診断で血圧が高いと言われた方、無症状だけれど心配な方、 高血圧の治療を中断している方も、お気軽にご相談ください。