― 「ドキドキ」「ズキン」は、心臓からのサインかもしれません ―
不整脈とは、心臓の拍動が不規則になったり、速すぎたり、遅すぎたりする状態をいいます。
本来、心臓は規則正しく「ドクン、ドクン」と拍動していますが、不整脈があるとそのリズムが乱れ、全身への血流に影響が出ることもあります。
心臓が「一拍早く打つ」「ドクンと強く感じる」
健康な人にも起こるが、多発する場合は要注意
50回/分以下になることも
めまい・意識を失う・倦怠感の原因に
心房細動:高齢者に多く、脳梗塞の原因にも
発作性上室性頻拍など:突然の動悸・息苦しさ
胸の「ドキドキ」「ドクン」とした違和感
めまい・ふらつき
倦怠感・疲れやすさ
一時的な意識の消失(失神)
動悸が強くて不安になる
※ 症状が一時的でも、不整脈の可能性があります。
当院では、次のような検査を用いて不整脈の種類・重症度・発症タイミングを評価します:
心電図検査(12誘導)
ホルター心電図(24時間の携帯型心電図)
心エコー検査(心臓構造や機能を評価)
必要に応じて連携医療機関での精密検査も可能
脳梗塞(特に心房細動が原因)
心不全(心臓の働きが弱まる)
突然死(重症の不整脈)
高齢者では転倒・骨折の原因にも
軽い期外収縮や一時的な不整脈は、治療を必要としないこともあります。
定期的なチェックと生活改善が中心です。
抗不整脈薬(心房細動・頻脈などに応じた処方)
脳梗塞予防のための抗凝固薬(血液をサラサラに)
徐脈に対しては薬の調整が必要になることも
徐脈が重度の場合 → ペースメーカーの植込み
頻脈や心房細動 → アブレーション治療(専門病院に紹介)
不快な症状の軽減
脳梗塞や心不全などの合併症の予防
日常生活の質(QOL)の向上
ホルター心電図などによる詳細な診断
心房細動・期外収縮の定期的なモニタリング
抗凝固療法の適正管理(ワーファリン/DOAC)
専門医との連携による早期対応が可能です
Q. 「ドキッ」とするのはストレスや疲れのせい?
→ ストレスも関係しますが、不整脈の可能性もあるため一度検査をおすすめします。
Q. 不整脈は治りますか?
→ タイプによりますが、薬や治療でコントロール可能なものが多くあります。
「最近、動悸やめまいが増えた」
「健康診断で不整脈を指摘された」
「心房細動があると言われたけど、どうすればいいか不安…」
そんなときは、ぜひ当院にご相談ください。
専門的な視点で、あなたの“心臓のリズム”を丁寧に診ていきます。
お電話でのご予約 → 06-6468-8787
小さな違和感が、重大な病気の前触れかもしれません。